統合失調症症状 | 強制的に病院に移送する方法

どんなに手を尽くしても診察を拒否するときの最後の手段

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いろいろと手を尽くしても、
本人が病院に行くことを了解しない場合、
家族は、いっそ病院やクリニックから
迎えに来てほしいと思うと思います。

 

 

しかし、それは今の法律では不可能です。
それは、診察を受けていない本人は
まだ患者ではないからです。
患者でない人を、医療機関が迎えには行けません。

 

 

しかし、2000年に創設された
「移送制度」というのがあります。
これは、上記の「迎えに来てもらう」ことに
かなり近い制度です。

 

 

この制度は、

 

「精神障がい者またはその疑いがある」
「ただちに入院させる必要がある」

 

人を、自治体の職員が迎えに来て
決められた病院に連れていってくれるというものです。

 

 

病院では、保護者や配偶者などが同意すれば

 

「医療保護入院」

 

となり、いない場合や、同意しない場合は

 

「応急保護入院」

 

となります。
応急保護入院の場合は、
入院期間が72時間に限定されます。

 

 

この「移送制度」は、
本人の診察拒否に困る家族にとっては
とてもありがたい制度ですが、
現時点で、問題が2点あります。

 

 

一つは、細かな手順を踏むため、
家族が手続きを開始してから移送が実行されるまで
1ヶ月程度の期間がかかってしまうこと。
もう一つは、自治体が移送件数を増やすことに
積極的ではない場合があるということです。

 

 

なぜ自治体が積極的でないかと言うと、
運用の仕方によっては精神障がい者の
人権を踏みにじることになる制度なので
どの自治体も実行の是非の判断は
極めて慎重になっています。

 

 

積極的かそうでないかは
自治体によって異なりますので
あなたの住む自治体の運用実績については
保健所などに問い合わせて確認してください。

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