とうとう精神病院に入院しました

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とうとう夫の手に負えないくらい
統合失調症の症状が厳しくなってしまった私は
いったん実家に帰った後、
その年の3月に、閉鎖病棟に入院しました。

 

 

看護師がたくさんの鍵をガチャガチャ言わせながら
入口のものものしいガラス扉を開けました。
その中には、家族さえ入ることができません。
(家族と面会するときは面会室を使います)

 

 

初めて入院した日の夜は、一睡もできませんでした。
同室の女性患者の空笑い声が怖かったのもありますが、
幻覚がこれまでにないほどひどくなっていたからです。
重度のうつ病も患っていたと思います。

 

 

もういやだ・・・。

 

こんな苦しい状態では生き地獄だ・・・。

 

 

それでも、閉鎖病棟ですので
そこには死ぬための道具はありません。
ストッキングですら、首を吊る人がいるからと
とりあげられていましたし、
カーテンすらありませんでした。

 

 

薬の量は日増しに多くなっていき、
全身の力が抜けていきました。
薬の副作用で手が震えるので
字を書くことも歯を磨くことも
満足にできませんでした。

 

 

さらにショックだったのは、
看護師さんは症状の重い人は名字ではなく
「○○ちゃん」と下の名前で呼ぶのですが、
ある日、私も

 

「みほこちゃん」

 

と下の名前で呼ばれ始めたのです。

 

 

私の同室の、もっとも重症の女性に対して
そのような呼び方をしていたのは知っていましたが、
まさか自分もそのような呼ばれ方をするとは・・・
私も重症患者の仲間入りをしてしまったと
ショックをうけました。

 

 

6年前に、盲腸で手術するために
病院に入院したときは、
家族や友人や親せきが毎日お見舞いに来てくれて
お花やお菓子を置いていってくれました。
看護師や医師からも親切にしてもらい
当然ですが、名字で呼ばれていました。

 

 

同じ病気での入院なのに、心の病気の場合は
お土産も花も誰も持ってきません。
そして、看護師からは上記のような扱いです。
心の病は、どうしてここまで
低い扱いを受けるのでしょうか。

 

 

よく恋愛などで

 

「人は見かけじゃなく心だよ。」

 

とは言われたりしますが、
やはり肉体ではなく精神を病んでしまうことは
人間として致命的なことなのでしょうか。

 

 

心は人間の本質そのものなので
それを病んでしまった人は
人間ではないと判断されるのでしょうか。

 

 

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