統合失調症症状 | この病気になって思うこと

統合失調症になって、思うことは…

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私たちは本当は、
満員電車に乗り遅れても
どうということはありません。

 

一流大学や企業に入れなくても
どうということはありません。

 

車やマンションをもっていないからといって
どうということはありません。

 

理想の恋人が見つからなくても
どうということはありません。

 

適齢期に結婚できなくても
どうということはありません。

 

 

それでも、みんなが求めているという理由で
本来の自分の理想を無視して、
それらを追い求める人が
世の中にはたくさんいます。
そして、みんな同じ競争に巻き込まれていくのです。

 

 

そして、統合失調症になった人たちの中には
この生存競争に負けてしまった人がたくさんいます。
多くのものを手にいるために
嫌な仕事を我慢して続けることで
心が持ち崩してしまうのです。

 

 

勤勉でワーカホリックな日本人は、
もっと物よりも時間に価値を置く生活
送ったほうがいいと思います。
心を貧しくしながら、
人よりたくさんの物、より良い物を手に入れることに
いったいどれだけの価値があるのでしょうか。

 

 

今回私は、統合失調症という病気になり、
たくさんの人に迷惑をかけましたし、
多くのものを失いました。

 

 

しかし、物事を大きくとらえると、
病気になる前となった後で、
幸福感というか、人生の充実感というのは
とくに変わらず、
むしろ、病気になった後のほうが
物の見方、考え方が変わった分
よりより人生を歩んでいるように思います。

 

 

人生では何が起こるか分かりません。
あなたも、あなたの周りの人も
今日健康だからと言って、
明日も健康であるとは限らないのです。

 

 

まして、私のような
はた目には分かりづらい精神の病に侵された時は、
その病状について、
一から理解していく必要があるのです。

 

 

精神病院から退院した私は
よく両親に、

 

「誰かに命を狙われている!」

 

「子どもが誘拐されたかもしれない!」

 

「お金が無くなる!ご飯が食べられなくなる!」

 

と訴えていました。
それでも両親は、困った表情を浮かべながら

 

「気のせいだよ。」

 

と、すぐさま否定していました。

 

 

たしかに、こういった統合失調症の人の
奇妙な行動や様子は
周りの人を驚かせますし、困惑させます。

 

 

しかし、こういった妄想や幻聴も、
本人にとっては疑いようのない真実なのです。
どんなに否定されても、
このような意識の混乱や不安感は
大きくなっても、小さくなることはありません。

 

 

むしろ、真剣に訴えたことを
無視されてしまったという事実が
孤立感を生み、無力感を増してしまいます。

 

 

統合失調症の症状を持つ人は
大きな不安や混乱、無力感を抱えて生きています。
こういったことを知ることが
統合失調症の人の気持ちを理解する
第一歩になると私は思います。

 

 

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